デジタル大辞泉
「ムート」の意味・読み・例文・類語
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ムート
- ( [英語] Mut ) エジプト神話で、主神アモン‐ラーの妻。神々の母とされる。
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ムート
Mut
古代エジプトの女神で,神々の王アメン・ラー神(アメン)の妻。アメン・ラー,月神コンスとともにテーベの三柱神を形成する。上下エジプトの二重王冠を頂き,パピルスの王笏と生命の象徴アンクを手にした姿で表される。ムートの語が〈母〉を意味することから,偉大な母神とみなされた。信仰の中心の一つはテーベで,カルナックのアメン大神殿に隣接して,アメンヘテプ3世(在位,前1402ころ-前1364ころ)によって建立されたムート神殿を見ることができる。
執筆者:中山 伸一
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ムート
むーと
Carl Muth
(1867―1944)
ドイツのカトリック雑誌編集者、文芸評論家。ペンネームはフエレムンドゥス。ウォルムス生まれ。20世紀の初めドイツにおいて宗教的ルネサンスが認められたが、彼はこの運動の先達として1903年、月刊カトリック文化誌『ホーホラント』Hochlandを創刊、ナチズムに対する抵抗の時代を挟んで1941年休刊するまでその主宰者であった。カトリック文化、とりわけカトリック文学の再興に貢献し、彼の及ぼした影響は大きい。
[八城圀衛 2017年12月12日]
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