ゴムノキ

百科事典マイペディアの解説

ゴムノキ

日本では普通インドゴムノキをさし,室内装飾用として鉢植えなどにするが,熱帯地方では,かつてその樹液から弾性ゴムを採取するために盛んに栽培された。現在,ゴム資源植物として,産業的におもに利用されているのは南米原産のパラゴムノキ。また西アフリカ,セネガル原産のマメ科のアラビアゴムノキからは接着剤のアラビアゴムが得られる。
→関連項目セルバ

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世界大百科事典 第2版の解説

ゴムノキ

ふつうは観賞用のインドゴムノキの略称であるが,農業上では弾性ゴムを採取するパラゴムノキの略称である。インドゴムノキはクワ科の常緑高木。インド,マレーシア原産で,昔は弾性ゴム採取に使われたが,現在はもっぱら観葉植物とされている。パラゴムノキはトウダイグサ科の落葉高木で,ブラジル原産。今は東南アジアで多く栽培される。工芸作物【星川 清親

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ゴムノキ
ごむのき

ゴムを分泌する植物の総称で、パラゴムノキ、マニホットゴムノキのほか、現在は観葉植物のインドゴムノキの仲間、糊(のり)原料とするアラビアゴムをとるアカシア・セネガルの類、およびユーフォルビア属のゴムサンゴなどを含む。[湯浅浩史]

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世界大百科事典内のゴムノキの言及

【インドゴムノキ】より

…観葉植物として栽培されるが,古くはマレー半島を中心に,ゴムを採るために栽培された。質がすぐれ,収量の多いパラゴムノキの栽培が増えたため,ゴムを採るための栽培はほとんど消滅した。葉は厚手で光沢があり,長さ30cm程度の楕円形で,先がとがる。…

【ゴム】より

…合成ゴムについては別項で詳細に述べるので,ここでは天然ゴムについて説明する。合成ゴムゴム工業
[天然ゴム]
 天然ゴム原料の原産地はブラジルで,自然林から採取されるゴムを独占して利益をあげようとはかった同国はゴムノキの種子や苗木の国外持出しを禁止していた。1876年にイギリスのウィッカムHenry Wickhamがその種子をひそかにロンドンの植物園に送り発芽させた。…

※「ゴムノキ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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