ゴンブロビチ

百科事典マイペディアの解説

ゴンブロビチ

ポーランド出身の作家。ビトキエビチシュルツとともに,両大戦間期の前衛文学の代表者。1939年大西洋横断の船で旅行中,第2次大戦勃発のためアルゼンチンにとどまり亡命生活を送る。24年後にようやくヨーロッパに戻るが,故国の土を踏むことなく南フランスのバンスで没。代表作に長編《フェルディドゥルケ》(1937年)。
→関連項目ムロジェク

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世界大百科事典 第2版の解説

ゴンブロビチ【Witold Gombrowicz】

1904‐69
ポーランド出身のユダヤ系の作家。代表作に《フェルディドゥルケ》(1938)がある。ワルシャワ大学を卒業後パリに2年間留学して帰国。やがて法律家を断念し文学に専念する。短編集《成熟期の手記》(1933,増補改題《バカカイ》)でデビュー。1939年大西洋横断の処女航海の船で招待旅行中,第2次大戦が起こりアルゼンチンにとどまる。24年後の63年にようやくヨーロッパへ戻り,南フランスのバンスに住むが,心臓病のため死去。

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