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心臓病 シンゾウビョウ

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

心臓病

日本人の死因では約16%を占め、がんに次ぎ2位。そのうち心筋梗塞は年間約25万人が発症していると推定され、少なくとも4万人以上が亡くなっている。

(2008-11-18 朝日新聞 夕刊 2総合)

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百科事典マイペディアの解説

心臓病【しんぞうびょう】

心臓疾患の総称。心臓弁膜症心筋梗塞(こうそく),心筋炎心嚢炎心内膜炎狭心症心臓性喘息(ぜんそく),心不全先天性心臓病などがある。1985年以降,日本では死因別死亡率第2位で,増加しつつある疾患の一つである。
→関連項目胸腔鏡下手術心臓神経症成人病低血圧寝汗

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

大辞林 第三版の解説

しんぞうびょう【心臓病】

心臓の疾患の総称。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

心臓病
しんぞうびょう

心疾患ともいい、心臓の病気の総称で、冠血管や心膜(心嚢(しんのう))の病気も含まれる。心臓の機能障害が生命にとって重要な意味をもつことは古代ギリシア時代より知られていたが、心臓病の存在が正確に認識されたのは屍体(したい)解剖が行われるようになった1500年ころ以降のことである。その後、1628年にはハーベーが血液循環における心臓の役割を明確にし、また17世紀から18世紀にかけては心臓構造物(壁や弁、血管など)の欠損や形態学的な異常が次々と発見された。しかし、これらの心臓病の生前診断が可能となったのは1819年にラエネクが聴診器を発明してからのことであり、その後1895年のレントゲンによるX線の発見、1903年のアイントホーフェンW. Einthovenによる心電計の開発により心臓病の診断はいっそう正確となった。現在ではRI(ラジオ・アイソトープ)検査法、超音波心エコー法、心臓カテーテル検査などにより、ほとんどの心疾患は正確に診断できるようになった。
 心臓病の分類に関しては、20世紀初めにマッケンジーJames Mackenzie(1853―1925)が、心不全や不整脈など機能障害と考えられる疾患の概念を導入することにより体系化された。現在では病因により次のように分類されている。
(1)先天性心疾患(心臓奇形) 生下時より心臓に異常を有するもので、心房中隔欠損症、心室中隔欠損症、動脈管開存症、ファロー四徴症、大動脈縮窄(しゅくさく)症、大血管転位症などがある。
(2)リウマチ性心疾患 リウマチ熱に合併して生じる心疾患で、その多くは左心系の僧帽弁や大動脈弁を障害し、弁狭窄や弁逆流などの心臓弁膜症の誘因となる。
(3)梅毒性心疾患 おもに大動脈を侵し、大動脈瘤(りゅう)や大動脈弁閉鎖不全症の原因となることがある。
(4)高血圧性心疾患 長期にわたる高血圧症により、心肥大が引き起こされる。
(5)そのほか、狭心症や心筋梗塞(こうそく)などの冠動脈疾患をはじめ、感染性心内膜炎、心筋炎や心筋症、甲状腺(せん)性心疾患、期外収縮や心房細動などの不整脈、うっ血性心不全、心膜炎、心臓腫瘍(しゅよう)、心臓神経症などがある。[井上通敏]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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