サブルーチン(その他表記)subroutine

翻訳|subroutine

関連語 名詞

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サブルーチン」の意味・わかりやすい解説

サブルーチン
subroutine

コンピュータのプログラムのなかで,多くの人によってよく使われる部分的なプログラムをいう。特に数値計算における各種関数 (たとえば sin,cos,log,expなど) はサブルーチンライブラリと称してコンピュータ側で用意されているものが多い。統計計算のための各種のサブルーチン群は,サブルーチンパッケージ,プログラムパッケージなどと呼ばれる。サブルーチンで注意のいることは,パラメータの受渡し法と,実行途中で中断した場合に再入力すれば完全に復元できる (リエントラント) ようにつくられているかどうかということである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディア 「サブルーチン」の意味・わかりやすい解説

サブルーチン

コンピューター用語。コードで書かれたプログラム(ルーチン)の一部分で,問題の一部分を計算するためのそれ自身で独立した機能をもつプログラムの単位。ルーチンのうち三角関数や対数の計算のように頻繁(ひんぱん)に使用するものはサブルーチンとしてあらかじめ作っておいて,必要なときに呼び出すことで能率を高める。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む