サマーラ州(読み)サマーラ(英語表記)Samara

翻訳|samara

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「サマーラ州」の解説

サマーラ〔州〕
サマーラ
Samara

1935~91年はクイブイシェフ Kuibyshev州。ロシア西部の州。州都サマーラ。ボルガ川中流域にあり,州西部でボルガ川がジグーリの丘を迂回して大きく東に湾曲している。大部分平地から成り,北東部にブグリマベレベイ丘陵がある。北部は森林ステップ,南部はステップ地帯に入る。平均気温は1月-14~-13℃,7月 20~22℃。年降水量 300~450mm。ボルガ地方では最も都市化が進んでいる。ボルガ=ウラル油田地帯にあることから,サマーラ,スイズランを中心に製油業,石油化学工業が特に発達し,機械工業 (自動車,精密機械,製油プラント,農業機械) も盛ん。トリヤッチグラードには大規模な自動車プラントがある。ロシアの重要な春コムギ地帯で,ほかにテンサイ,ヒマワリ,野菜などが栽培され,酪農も盛ん。 1957年サマーラ上流のジグリョフスクに大水力発電所が完成し,ボルガ流域やウラル地方に電力を供給している。また同発電所のダムにより,その上流に巨大な人造湖が形成された。州内交通は鉄道,ハイウェーによるほか,ボルガ川の水運が重要な役割を果している。面積5万 3600km2。人口 328万 9600 (1991推計) 。

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