フランスの通信技師。ルーアンで教育を受け牧師になるが、1789年聖職録から削除される。生地ブルュロンに戻り、兄のイニャースIgnace Chappe(1760―1805)とともに通信法を研究する。初め静電気を利用する方法を考案するが、1792年、腕木(うでぎ)の操作によってアルファベットの信号を送信する腕木式信号送伝機(セマホールsemaphore)を発明した。フランス革命政府の支援を受け、1794年、パリ―リール間230キロメートルに22の通信中継所をもつ通信線の敷設に成功、通信の威力を示した。ナポレオンの対外遠征とともに国内外に腕木式通信線が敷設され、軍事的・政治的有用性を大いに発揮した。ほかから真の発明者ではない、と異議が出されたことに関連して自殺した。
[木本忠昭]
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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