山川 世界史小辞典 改訂新版 「シャハーダ」の解説
シャハーダ
shahāda
アラビア語で,広義には証言,狭義にはムスリムによる信仰告白。「アッラーの他に神はなく,ムハンマドはその使徒であると証言する」と唱える。イスラームの信仰を端的に表す文言として,入信は証人の立会いのもとにこのシャハーダを唱えることで完結する。また,礼拝,断食(だんじき),ザカート,巡礼と並ぶ五行の一つとして,日常でも折にふれて唱えられる。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報