シャン=ド=マルス事件(読み)シャン=ド=マルスじけん(英語表記)Fusillade du Champs-de-Mars

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シャン=ド=マルス事件
シャン=ド=マルスじけん
Fusillade du Champs-de-Mars

フランス革命初期の人民弾圧事件。 1791年6月国内外の反革命の動きのなかで国王ルイ 16世パリをひそかに脱出して国外逃亡をはかったが,バレンヌにおいて捕えられ,送還された。パリの民衆は王の退位を要求してシャン=ド=マルス (練兵場) に集合した (1791.7.17.) が,議会の多数を占めるフイヤン・クラブは王の無罪を主張,その指示を受けたラ・ファイエットの国民衛兵軍は無警告で民衆に発砲し多数の死者を出した。この事件後ピルニッツ宣言が発せられてフランス革命に対する神聖ローマ帝国プロシアの武力干渉が示唆された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

国立国会図書館

国立国会図書館法に基づいて設置された図書館。1948年の設立当初は赤坂離宮を使用したが,1961年東京都千代田区永田町に新築移転した。国立図書館であり同時に国会図書館でもあるため国会の立法行為に関する...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android