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シュカサプタティ シュカサプタティ Śukasaptatī

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シュカサプタティ
シュカサプタティ
Śukasaptatī

インドのサンスクリット説話集。日本では『鸚鵡七十話』として知られている。作者,成立年未詳。 12世紀頃までに成る。ペルシア語訳 (14世紀) をはじめ,トルコ語,近代インド諸方言,マレー語訳がある。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

シュカサプタティ
しゅかさぷたてぃ
ukasaptati

古代インドのサンスクリット説話集。『鸚鵡(おうむ)七十話』と訳される。原作者も年代も不明であるが、2種の異本が伝わる。商用で旅に出る主人は、家に残す愛妻のことを賢い鸚鵡に託して出発する。彼女は王子に見そめられて心が動揺し、夕方になるとあいびきに出かけようとして鸚鵡に相談する。鸚鵡はさまざまの窮境に陥った話をし、その解決ができるなら出かけてもよいという。彼女がそれを考えているうちに夜が明けると、鸚鵡はその解決の方法を語り、こうして70夜を過ごし無事に夫を迎えた。この70話の内容は多種多様で、童話風な動物寓話(ぐうわ)もあれば、遊女の話、宮廷の話、ジャイナ僧の話もあるというぐあいであるが、浮気女の情事に関する話がもっとも多い。1330年ペルシア語に翻訳されているから、それ以前の成立は確実である。『千夜一夜物語』などにも影響を与え、比較文学上重要な作品。[田中於莵弥]
『田中於莵弥訳『鸚鵡七十話』(平凡社・東洋文庫)』

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