シュトルベルク(その他表記)Stolberg, Friedrich Leopold

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シュトルベルク」の意味・わかりやすい解説

シュトルベルク
Stolberg, Friedrich Leopold

[生]1750.11.7. ホルシュタイン,ブラムシュテット城
[没]1819.12.5. オスナブリュック,ゾンダーミューレン城
ドイツの詩人。常に兄のクリスチアンとともに呼ばれ,作品も共作が多い。シュトゥルム・ウント・ドラング運動に参加,「ゲッティンゲン林苑同盟」 Göttinger Hainbundに加わり,注目すべき自然詩を書いた。またギリシア文学翻訳者として『イリアス』 (1778,ドイツにおける初訳) ,プラトンアイスキュロスを紹介した。

シュトルベルク
Stolberg

ドイツ西部,ノルトラインウェストファーレン州西部の都市アーヘンの東約 10kmにあり,17世紀にプロテスタントが同市から移住して非鉄金属加工業を発達させた。 1856年都市権獲得。現在は,各種金属加工のほか,ガラス,電線ゴム繊維化学ビールなどの工業が立地する。人口5万 7231 (1991推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android