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シルウェステル[1世] Silvester I

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世界大百科事典 第2版の解説

シルウェステル[1世]【Silvester I】

?‐335
ローマ司教(教皇)。在位314‐335年。癩病にかかったコンスタンティヌス大帝に洗礼を施して全快させ,大帝より財産を寄進されたとの伝説がある(《コンスタンティヌスの寄進状》)。ラテラノ大聖堂(サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ大聖堂)を建立した。石工,左官などの守護聖人。美術作品における持物は,伝説にちなんだ牡牛(彼が生き返らせた),竜(毒を吐くその口を封じた)など。通常,三重冠をかぶり錫杖や本を持つ司教服姿で表される。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のシルウェステル[1世]の言及

【音楽学校】より

…音楽の演奏,理論,作曲,教育,音楽学などを教育,研究するための社会的機関をいう。その源流は,4世紀に教皇シルウェステル1世によりローマ教会用の聖歌要員養成機関として設立されたスコラ・カントルム(聖歌学校)にまでさかのぼることができるが,近代的な意味での音楽学校の元祖は,ベネチアの〈オスペダーレospedale(病院)〉であるとされている。すなわち,病院の付属機関として,ピエタ慈善院Ospedale della Pietà(1346)などが設立され,音楽の才能のある女子に対して教育が行われたのである。…

【コンスタンティヌスの寄進状】より

…作成の事情に関しては異見が多く,ピピン3世の754年のローマ教会への寄進に関連して,または800年のカール大帝の戴冠を正当化するためにローマで作成されたとする説が有力であるが,9世紀前半フランク王国成立説もある。内容は,コンスタンティヌス1世(大帝)が癩病を時のローマ司教シルウェステル1世(在位314‐35)の洗礼によって治癒してもらったことに感謝して,ローマ司教とその後継者がアンティオキア,アレクサンドリア,コンスタンティノープル,エルサレムの四主教座の上に支配権を有すること,またローマ市を含む全イタリア,西方属州,地区および都市をローマ司教の支配にゆだねることを述べており,教皇権の世俗権,皇帝権に対する優越を主張したものとされる。その偽書たることは15世紀にニコラウス・クサヌスおよび最終的にはバラによって論証された。…

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