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シルバー・ホワイト silver white

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シルバー・ホワイト
silver white

絵具の色名の一つ。塩基性炭酸鉛 (ヒドロキシ炭酸鉛) 2PbCO3・Pb(OH)2 を主成分とする白色顔料。鉛白。前4世紀頃から知られ,古代ギリシアでは鉛板にワインからつくった酢を作用させてつくられたことが知られている。 19世紀中頃にジンク・ホワイトが導入されるまで油彩画の歴史の中核をなしてきた。乾燥性がよく,絵具層は亀裂を生じがたいという長所をもっているので,地塗りの材料,グリザイユの素材として伝統的に用いられてきた。硫化物系の顔料による絵具と混色すると,硫化現象を生じて黒変するのが欠点である。硫化ガスに対しても同じように反応するので注意を要する。

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