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ジャヤデーバ ジャヤデーバ Jayadeva

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ジャヤデーバ
ジャヤデーバ
Jayadeva

インドのサンスクリット詩人。 12世紀後半頃在世。ベンガルラクシュマナセーナ王の宮廷詩人。クリシュナ神とその愛人ラーダーを崇拝する陶酔的な詩篇『ギータゴービンダ』を著わした。

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百科事典マイペディアの解説

ジャヤデーバ

インド,12世紀ころのサンスクリット詩人。代表作《ギータゴービンダ(牛飼いの歌)》はビシュヌ神の化身である牧童クリシュナと恋人で牧女のラーダーとの間の官能的な恋愛を描いた抒情詩で,サンスクリット文学爛熟(らんじゅく)期の名作。

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世界大百科事典 第2版の解説

ジャヤデーバ【Jayadeva】

12世紀のインドのサンスクリット抒情詩人。ベンガルのキンドゥビルバ(現,ケンドゥリー)に生まれ,セーナ朝のラクシュマナセーナ王(12世紀)の宮廷詩人としてその〈五宝〉(5人のすぐれた詩人)の一人に数えられ,自ら詩形の美しさを誇った。熱烈なビシュヌ神の崇拝者で,代表作たるサンスクリットの抒情詩《ギータゴービンダ》のほかに,ヒンディー語の短詩がシク教聖典《バクトマーラBhaktmāla》に収められている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ジャヤデーバ
じゃやでーば
Jayadeva

生没年不詳。12世紀ごろ活躍したインドの叙情詩人。ベンガルの生まれ。ラクシュマナセーナ王の宮廷詩人として、その五宝とよばれた詩人の一人。熱烈なビシュヌ神の崇拝者で、12章からなるサンスクリットの叙情詩『ギータゴービンタ』(牛飼いの歌)を残した。この詩は、ビシュヌ神の権化クリシュナが牛飼いとして育てられ、牛飼い女ラーダーと恋をする話を主題としているが、官能的な恋愛叙情詩の背後に、神と人間との関係を説いているといわれる。ビシュヌ派文学の先駆をなし、各種の韻律を用いるなど修辞的技巧を駆使している。[田中於莵弥]

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世界大百科事典内のジャヤデーバの言及

【ギータゴービンダ】より

…ジャヤデーバ(12世紀)作のサンスクリット恋愛抒情詩。〈牛飼いの歌〉の意。…

【セーナ朝】より

…その後の半世紀間,この王朝のベンガル支配は続いたが,第5代のラクシュマナセーナ(在位1178‐1205ころ)の末年にムスリム(イスラム教徒)軍の侵入を受けて弱体化し,東ベンガルに拠った残存勢力も13世紀半ばに滅亡した。この王朝の諸王はいずれも学芸の愛好者として知られ,宮廷では,サンスクリットの抒情詩集《ギータゴービンダ(牛飼いの歌)》の作者ジャヤデーバをはじめ多数の詩人や学者が活躍した。パーラ・セーナ朝美術【山崎 元一】。…

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