ジャンクション(読み)じゃんくしょん(その他表記)junction

翻訳|junction

デジタル大辞泉 「ジャンクション」の意味・読み・例文・類語

ジャンクション(junction)

連結接合
高速道路などの合流地点。また、その地点で相互に連結する立体交差部分。

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精選版 日本国語大辞典 「ジャンクション」の意味・読み・例文・類語

ジャンクション

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] junction )
  2. 接合。連結。
  3. 連結点。特に、高速道路の合流地点や、その地点で相互に連結する立体交差部分。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ジャンクション」の意味・わかりやすい解説

ジャンクション
じゃんくしょん
junction

高速道路相互を直接接続するインターチェンジのこと。高速道路が延長を伸ばし、高速道路網を形成するようになると、当然、高速道路どうしが直接結ばれるようになる。日本道路公団では、一般道路との出入目的とした通常のインターチェンジと区別するため、これらをとくにジャンクションとよんでいる。日本道路公団の基準によると、ジャンクションは高速道路相互を直接接続するもっとも重要でかつ高級なインターチェンジとして位置づけられており、通常、時速40~80キロメートルといった高い設計速度が適用されている。

[吉川和広]

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世界大百科事典(旧版)内のジャンクションの言及

【インターチェンジ】より

…道路上で交差,分岐,合流する交通を能率よく安全に走行させるための施設で,一般には高速道路の出入口の呼称として知られているが,一般道路相互の交差,接続部であっても,立体交差し,連結路をもっていればインターチェンジである。高速道路が相互に交差,接続するときも,機能的にはインターチェンジであるが,一般道路への出入口と区別するため,日本の都市間高速道路では,これをジャンクションjunctionと呼んでいる。また都市高速道路の出入口は,並行する街路に昇降する連結路が分散して設置され,一つのまとまった形を形成していないことが多いので,単にランプrampと呼ばれている。…

【高速道路】より

…その形式は地形や交通量に応じて各種のものが使われるが,日本の高速道路は有料制であるので,料金所を置くのに便利なトランペット型が多い。また高速道路相互を連絡するジャンクションでは,Y型など設計速度を高くできる形のものを用いるのが一般である。(2)休憩施設 高速道路旅行者のためのサービス施設で,駐車場と休憩園地を基本とした小規模のものをパーキングエリアと呼び,10~15kmの間隔で設けられる。…

※「ジャンクション」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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