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ジーフェルス Sievers, Georg Eduard

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ジーフェルス
Sievers, Georg Eduard

[生]1850.11.25. リッポルツベルク
[没]1932.3.30. ライプチヒ
ドイツの言語学者,音声学者。イェナ,テュービンゲン,ハレ,ライプチヒの各大学の教授を歴任。『音声学綱要』 Grundzüge der Phonetik (1881) は当時までの音声学の成果の集大成とみることができる。ほかに,『韻律学研究』 Metrische Studien (4巻,1901~19) ,『音響分析の目的と方法』 Ziele und Wege der Schallanalyse (24) などの独創的な研究がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ジーフェルス
じーふぇるす
Georg Eduard Sievers
(1850―1932)

ドイツの言語学者、音声学者。1870年代以降ライプツィヒを中心に活躍した青年文法学派の世代に属する。イエナ、チュービンゲン、ハレなどの各大学で教えたのち、1892年以降ライプツィヒ大学教授。その初著『音声生理学綱要――印欧語音論研究序説』(1876)はその後版を改め、最終の第4版『音声学綱要』(1893)は古典的な音声生理学の名著とされる。ほかに『韻律論研究』4巻(1901~19)、『音響分析の方法と目的』(1924)などがある。[松本克己]

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世界大百科事典内のジーフェルスの言及

【音声学】より

…つまり(1)話者がいかにして言語音声を発するかを生理的に分析する調音音声学articulatory phonetics,(2)言語音声を音波として物理的に分析する音響音声学acoustic phonetics,さらに(3)聞き手が音声音波をどのように聞き取るか心理的に分析する聴覚音声学auditory phoneticsの3分野に分かれる。(1)の調音音声学は調音活動の観察や実験を通し19世紀末からH.スウィート,ジーフェルスE.Sievers,O.イェスペルセンなどにより綿密に研究され科学として確立されるにいたった。(2)の音響音声学は以前からオシログラフのような器械を使用してきたが,第2次大戦中にスペクトログラフspectrograph(商標であるソナグラフの名が使われることがむしろ多い)という音響分析装置が開発されてから長足の進歩をとげた。…

※「ジーフェルス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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