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スペイン風邪 スペインかぜ Spanish flu

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

スペイン風邪
スペインかぜ
Spanish flu

1918~19年に大流行したインフルエンザ。20世紀最大の規模で,死亡者数では人類史における最大級の世界的流行(パンデミック)に数えられる。原因ウイルスは,インフルエンザウイルス A型(H1N1亜型)であったことが判明している。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

スペイン風邪

1918(大正7)年から20年にかけて、全世界で猛威を振るった新型インフルエンザ(H1N1型)。アメリカに端を発して、第1次世界大戦中のヨーロッパなどに広がり、2千万~4千万人が死亡したといわれる。20世紀中に3回あった新型インフルエンザの大流行の中で最悪だった。日本では1918年秋から本格的に流行し始め、同年末と1920年初頭の2回のピークがあった。内務省衛生局の調べで、国民の4割の2300万人が感染し、39万人が死亡したとされる。最近の研究では、死者はもっと多く、45万~48万人といわれる。朝日新聞は当初は「西班牙(スペイン)感冒(かぜ)」などと書いたが、その後は「流行性感冒(流感)」「悪性感冒」などの呼称が一般的になった。

(2009-09-30 朝日新聞 朝刊 東特集D)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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デジタル大辞泉の解説

スペイン‐かぜ【スペイン風邪】

1918年から1919年にかけて全世界に流行したインフルエンザ。悪性で伝染力が強く、死亡者数は第一次大戦による死者数を上回ったといわれる。

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大辞林 第三版の解説

スペインかぜ【スペイン風邪】

1918年(大正7)夏から秋にかけて世界的に流行した急性インフルエンザ。最初にスペインで流行したためこの名がある。死亡率が非常に高く、日本でも乳児の死亡率はこの年に最高値を示した。

出典|三省堂
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世界大百科事典内のスペイン風邪の言及

【インフルエンザ】より

…インフルエンザは周期的に流行することがその特徴であり,ほぼ10年ほどの間隔で大小の流行をくりかえしている。 インフルエンザ流行史でとび抜けて大きな災厄をもたらしたのは,〈スペイン風邪〉として知られる1918‐19年の世界的大流行で,かつてのペスト(黒死病)の惨禍を想起させる疫病史上の一大事件となった。その原発地について,最も可能性の高いのはアメリカと中国であった。…

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