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セウェリヌス セウェリヌスSeverinus

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

セウェリヌス
Severinus

[生]?. ローマ
[没]640.8.2. ローマ
ローマ出身の第71代教皇(在位 640.5.~8.)。638年10月,教皇ホノリウス1世(在位 625~638)の後継者に選出された。ビザンチン皇帝ヘラクリウス1世(在位 610~641)の承認を得ようとしたが,皇帝は,ローマ教会が異端とするキリスト単意説を提唱した自身の信仰宣言 Ekthesisをセウェリヌスが受け入れることを条件とし,教皇登位の承認を拒否した。教皇とビザンチン皇帝は対立し,ラベンナの総督イサクは,ローマのラテラノ宮殿を占拠して教会の財宝を差し押さえた。しかしセウェリヌスは断固たる態度をとり続け,最終的にヘラクリウス1世の承認を取りつけた。640年5月に登位すると,キリストには神人両性が備わり,二つの意志と働きをもつとする考え方が正統だと宣言した。のちの教皇も単意説を否定したため,数十年にわたってローマ教会と東方教会の間に緊張関係が続いた。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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