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セカンドインパクト症候群 セカンドインパクトショウコウグン

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デジタル大辞泉の解説

セカンドインパクト‐しょうこうぐん〔‐シヤウコウグン〕【セカンドインパクト症候群】

second impact syndrome》頭部に衝撃を受けて脳震盪(のうしんとう)を起こした後、短期間に2度目の衝撃を受けることで、脳に重大な損傷が生じ、重篤な症状に陥ること。SIS(second impact syndrome)。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

セカンドインパクト症候群
せかんどいんぱくとしょうこうぐん
second impact syndrome

頭部に外傷や打撲などの衝撃を受け、脳が急激に揺さぶられて脳しんとうを起こした後、それほど時間が経過しないうちにふたたび頭部に衝撃を受けることで生ずる症状。脳に損傷が生ずるリスクが高まり、より重篤な症状を呈することが多い。SISと略称される。脳しんとうのレベルは便宜的に、失神を伴わない軽度、失神がしばらく続く中等度、失神が比較的長く続く高度に分けて考えることがある。軽度では意識消失が一過性に起こりバランス感覚の消失や見当識障害などを伴い、中等度以上では頭痛が持続することや、四肢のしびれ感や吐き気のほか、健忘や記憶障害を伴うこともある。
 アメリカでは、中学の女子サッカー選手に多く脳しんとうがみられることから、成人に比べて衝撃の大きいヘディングを10歳以下の選手に禁止する旨、アメリカサッカー協会が発表した。またラグビー選手が脳しんとうを起こした場合に、3週間は試合に復帰せずにようすをみるようアメリカ神経学会から勧告が出されている。日本でも全日本柔道連盟が、脳しんとうを起こした柔道選手に対し、2~4週間の練習休止を求めている。脳しんとうを起こして頭痛や吐き気などが持続する場合は、検査結果に異常を認めなくとも少なくとも1週間はようすをみる必要がある。[編集部]

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