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セロファン セロファン 〈フランス〉cellophane

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デジタル大辞泉の解説

セロファン(〈フランス〉cellophane)

セロハン

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栄養・生化学辞典の解説

セロファン

 セルロースを原料につくられるビスコースを処理して得られるフィルムで,諸種の目的に使われる.

出典|朝倉書店
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

セロファン
せろふぁん
cellophane

再生セルロース(再生繊維)の一つ。セルロース(繊維素)をアルカリ二硫化炭素で処理して得られたビスコース溶液を硫酸水浴中に凝固させて再生セルロースをつくるときに、ノズルの細孔を用いればビスコースレーヨンが、またスリット(間隙(かんげき))を用いるとフィルムが得られる。フィルムに柔軟性を与えるためにグリセリンを添加する。この柔軟剤を使用して連続的にフィルムを製造する方法は1912年にスイスのブランデンベルガーJacques Edwin Brandenberger(1872―?)により確立され、セルロースのセルと、透明というフランス語のdiphaneを複合させてセロファンと名づけた。透明性が良好で可視光線は95%透過し、紫外線、赤外線もよく透過する。引張り強度も大きいが、引き裂きには弱い。パラフィンやワックスなどの防湿剤に塩化ゴムなどを混入したものを溶液としてセロファンに塗布して防湿加工して、食品やたばこの包装に用いる。セロファンはヒートシール(熱封止)性がないのでポリエチレンをラミネート(積層化)したり、塩化ビニル共重合体やポリ塩化ビニリデンをコーティングして用いる。
 セロファンは印刷インキがのりやすいので美しいフィルム印刷が可能であり、また空気や水蒸気を通過しないので先のコーティングフィルムがインスタントラーメンなどの包装に広く使用されている。[垣内 弘]

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