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ソーヤ Soya, Carl Erik

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ソーヤ
Soya, Carl Erik

[生]1896.10.30. コペンハーゲン
[没]1983
デンマークの小説家,劇作家,詩人。多才で,初め劇評に従事,のち作家に転じて戯曲,小説,詩,またラジオにと縦横に活躍した。 1942年の小説『客』 En gæstがわいせつ文書罪に問われて2ヵ月の禁固刑。第2次世界大戦でドイツ軍が侵攻した際には,捕えられて監禁されたが,のちスウェーデンに亡命して抵抗運動を行なったりした。出世作は戯曲『取巻き』 Parasitterne (1931) ,次いで『一つの模様の断片』 Brudstykker af et mønster (40) ,小説『おばあさんの家』 Min farmors hus (43) ,自伝的な『17歳』 Sytten (3部,53~54) などによって,現代デンマークで最も人気のある作家の一人であった。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ソーヤ
そーや
Carl Erik Soya
(1896―1983)

デンマークの劇作家、小説家。コペンハーゲン大学を出てしばらく劇評の筆をとり、その後作家としてたつ。戯曲『お取り巻』(1931)は寄生虫的市民を軽妙に風刺して劇壇に清新の気を吹き込む。小説『客』では露骨に性を描いて2か月の禁固処分を受ける。1943年にはドイツ軍に監禁され、一時スウェーデンに亡命。思想的には社会主義に近いが、潜在意識に関心をもち、ときにグロテスクなまでに主題を鋭く浮き出させ、デンマークではもっとも人気ある作家。戯曲は『模様の断片』(1940)、『二つの糸』(1943)、『30年間の猶予』(1944)が代表作。小説は『祖母の家』(1943)、『17歳』(1953~54)などが知られる。[山室 静]

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