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ダボス会議 だぼすかいぎ World Economic Forum at Davos

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知恵蔵2015の解説

ダボス会議

世界経済フォーラムが毎年1月にスイス東部の保養地ダボスで開催する年次総会。同フォーラムはスイスの実業家で大学教授でもあったクラウス・シュワブの提唱で1971年に発足した。各国の競争力を指数化して公表し、グローバル化に対応した経営環境を推奨している。ダボス会議は世界を代表する政治家や実業家が一堂に会して討議するため、注目を集めてきた。2002年の第31回会議は、米国の同時多発テロ後の世界経済テーマに、ニューヨークでの異例の開催となった。04年の会議では、米国に主導された世界経済の回復に楽観論が強くなったが、05年の会議では、貧困対策が議論の焦点となり従来とは様変わりした。06年には中国が高成長を維持できるかどうかに関心が集中した。同年6月に東京で「アジア版」が開催されたのも、この関心が影響している。ダボス会議に対抗して、06年1月にベネズエラで「世界社会フォーラム」も開催され、グローバル化や戦争に反対する団体が集まった。

(石見徹 東京大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

ダボス会議

スイス・ジュネーブに本拠を置く非営利財団、世界経済フォーラム(WEF)が毎年1月に保養地ダボスで開く年次総会。世界経済や環境問題など幅広いテーマで意見交換する。世界の主要企業約1千社からの年会費(1社当たり4万2500スイスフラン=約330万円)や参加費、スポンサー費で運営。今年は世界各国の政財界のリーダーや学者ら2500人超が出席した。ドイツ出身の経営学者クラウス・シュワブ氏が71年に創設。87年、西ドイツ(当時)外相の演説が冷戦終結の始まりを示したとして注目を集めた。政財界のトップが主張や存在感をアピールする場としても活用するようになり、ダボスでの議論は世界に強い影響力を持つまでになった。日本からは01年に森首相(当時)が現職の首相として初めて出席。08年の福田首相、09年の麻生首相と2年連続で演説している。

(2009-02-02 朝日新聞 朝刊 3総合)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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デジタル大辞泉の解説

ダボス‐かいぎ〔‐クワイギ〕【ダボス会議】

Davos Convention》毎年1回、スイスのダボスに各国の政治・行政・経済のトップが集まり開催されるセミナー。→ダブリュー‐イー‐エフ(WEF)

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百科事典マイペディアの解説

ダボス会議【ダボスかいぎ】

スイスのリゾート地ダボスで毎年1~2月に開かれる国際シンポジウムで,1987年以後は正称〈世界経済フォーラム〉。民間研究機関〈世界経済フォーラム〉(本部ジュネーブ)が主催。

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大辞林 第三版の解説

ダボスかいぎ【ダボス会議】

毎年一月スイスのダボスで開かれる世界経済フォーラム(本部ジュネーブ)の年次総会。正称,世界経済フォーラム会議。世界各国の政財界のリーダーや学者らが参加し,賢人会議ともいわれる。

出典|三省堂
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ダボス会議
ダボスかいぎ

世界経済フォーラム」のページをご覧ください。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ダボス会議
だぼすかいぎ
Davos ForumAnnual meeting in Davos

スイスの非営利財団、世界経済フォーラム(WEF)が毎年1月、スイスの保養地ダボスで開く年次総会の通称。正式名称は「世界経済フォーラム年次総会World Economic Forum Annual Meeting」。1971年に「ヨーロッパ経営者フォーラム」として始まり、1987年より現名称に変更した。世界の100以上の国・地域から招待された経営者、国家元首、政治家、学者、ジャーナリスト労働組合幹部、宗教指導者、非政府組織NGO)代表ら2000~3000人が参加。市場原理自由競争自由貿易技術革新の必要性を基調とし、地球環境国際平和、貧困、金融危機などグローバル経済の諸問題について討議する。会議の模様はユーチューブツイッターを通じて世界に発信される。世界のさまざまな分野や立場のリーダーが食事や休憩時間を含めて意見交換し、世界経済にとってもっともアクチュアルなテーマを世界へ向けて発信する場となっている。運営費は1000を超える企業の年会費や参加費のほか、スポンサー企業の協賛金でまかなわれる。一方、ダボス会議には「貧困や格差の拡大、環境破壊の先兵となっている」との批判もあり、ダボス周辺で会議に反対する大規模デモが起きた年もある。
 アメリカ同時多発テロ後の2002年には、テロ後の世界経済をテーマにニューヨークで開催するなど、その時々の懸案事項について討議。1994年にはパレスチナ解放機構(PLO)議長のアラファトとイスラエル外相のペレスがイスラエル軍のガザ・エリコ地区からの撤兵で合意するなど、国際和平の成果もあげている。日本の政治家では、2001年(平成13)に当時の首相であった森喜朗(もりよしろう)が参加して以来、歴代内閣総理大臣の多くが参加している。なお2007年から毎年夏に中国で開催されるニュー・チャンピオン年次総会 (Annual Meeting of the New Champions)が「夏のダボス会議」とよばれるなど、類似する会議が多く開かれるようになった。[編集部]

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