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ダーラナ Dalarna

デジタル大辞泉の解説

ダーラナ(Dalarna)

スウェーデン中部の地方名。鉄、銅を豊富に産する。ムーラレートビークファールンレクサンドなどの町があり、シリアン湖、ベスマン湖、ルン湖が点在する。民族的な伝統文化が色濃く残り、各町で行われる夏至祭には数多くの観光客が訪れる。

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世界大百科事典 第2版の解説

ダーラナ【Dalarna】

スウェーデン中北部のコッパルベリ県とイェブレボル県にまたがる地方の旧来の呼称。一部丘陵地があるが,大半が高地で,平野の多い同国で珍しく1000m級の高山が集中し,湖も多数点在,70%が森林地帯で,まさに森と湖の大自然が広がり,四季を通じて訪れる観光客も多い。鉄,銅,スズなどの鉱脈が多く鉱山業が盛んで,南東部に花コウ岩が大量にあり,また斑岩を産出し,19世紀には装飾品用に利用された。13世紀から鉱山開発が盛んとなり,ドイツ人技術者が多数移住した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ダーラナ
だーらな
Dalarna

スウェーデン中部の地方。英語名ダーレカーリアDalecarlia。スベアランド地方北西部に位置する。面積2万9237平方キロメートル、人口27万7010(2001)。北西はスカンジナビア山脈によりノルウェーと接する山岳地帯で、南東は丘陵地帯をなし、ベスマン湖、ルン湖などが点在する。鉄、銅、錫(すず)などを産出し、工業が発達しているほか、酪農、林業が盛んである。初代スウェーデン王バーサがデンマークより独立の旗揚げをした地として知られ、シルヤン湖周辺は遺跡と伝統文化を多く残している。風光明媚(めいび)で一年中観光客でにぎわう。[中島香子]

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世界大百科事典内のダーラナの言及

【スカンジナビア】より

…早くからスカンジナビアの輸出産業となった鉄鉱業は,その歴史を農民の補充経済としてはじめられた。エンイェルブレクトグスタブ1世を支持したダーラナ地方の鉄鉱夫はこのような農民的性格をもっていたし,ハンザ同盟と対抗しつつ中世のバルト海交易を担ったゴトランド商人も専業者というよりは〈農民商人〉であった。 このような自由な土地所有農民(オーダル農民とよばれ,英語のfranklinに近い)は,バイキング時代後期から国家形成とともに徐々に分解を始める。…

※「ダーラナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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