ヨーロッパ北部、スカンジナビア半島の主軸をなす山脈。半島の中央部西寄りに背骨のように連なり、古生代の造山運動によって形成された褶曲(しゅうきょく)山脈である。最高峰はノルウェー南部のガルヘピゲン山で2469メートル。先カンブリア界の変成岩よりなり、ところどころに花崗(かこう)岩を主とする深成岩が貫入している。更新世(洪積世)に著しい氷食作用を受けたため、各地に氷河地形がみられる。なかでもU字型をした深い氷河渠(きょ)(U字谷)の発達が顕著である。ノルウェー側では、このU字谷が沈水して海水が奥深くまで入り込み、美しいフィヨルド(峡湾)となっている。フィヨルドは天然の良港をなし、北海漁業の基地となるばかりでなく、近年は観光資源としても重要性をもつようになった。この山脈に水源を発する河川は流量が多く、比較的流量の変動が少ないため、ノルウェー、スウェーデン両国では水力発電が盛んに行われている。
[田口雄作]
二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...
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