チバニアン(読み)ちばにあん(英語表記)Chibanian

知恵蔵miniの解説

約77万年4千前から12万年9千年前までの地球における地質年代の名称。ラテン語で「千葉時代」の国立極地研究所や茨城大学などの研究チームが、千葉県市原市の養老川沿いにある地層を地質年代の区切りの基準となる「国際標準模式地」として申請し、2020年1月、日本の地層として初めて国際地質科学連合に認定された。約77万年前に海底堆積した同地層には、地球の磁気(地磁気)のN極とS極が最後に逆転した痕跡が残されており、この時代の気候変動や生物種などを調べるうえで重要な地層として注目されている。

(2020-1-21)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

地磁気は逆転を繰り返しており、地層に残る磁力を帯びた堆積(たいせき)物を調べることで当時の磁極の向きが分かる。千葉セクションには、その最後に逆転した痕跡がある。国際地質科学連合は、地球の地質時代の境界を示す代表的な地層を選び、国際標準模式地に認定。千葉セクションが選ばれれば、新しい地質時代の名前として「チバニアン」が付けられる。

(2019-05-27 朝日新聞 夕刊 1社会)

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