地質年代(読み)チシツネンダイ

共同通信ニュース用語解説 「地質年代」の解説

地質年代

生物や環境の変化に基づいて46億年の地球史を区分する年代。区分には、生物の絶滅地磁気の変化など地層に残された痕跡を用いる。区分には階層があり、現在は新生代第四紀完新世に当たる。人新世は、人間地球環境に大きな影響を与えた現代を完新世から切り分けるという考え方。オゾン層破壊研究ノーベル化学賞を受賞したオランダ人研究者パウル・クルッツェン氏が2000年に提唱した。

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百科事典マイペディア 「地質年代」の意味・わかりやすい解説

地質年代【ちしつねんだい】

地質時代をおもな生物種族の生存期間に基づいて区分したもの。普通は動物の進化が規準にされ,古いほうから順に,始生代原生代古生代中生代,新生代に大きく区分する。始生代より前の時代は冥王代という。また植物の進化に基づく場合は,古植代,中植代新植代などという。冥王代から原生代までは合わせて先カンブリア時代と呼ばれる。代の境界は生物界の最も大きな変遷に対応する。古生代以後についてみると,生物の分類単位の門や綱などの変遷の時期にあたる。代はさらに紀,世,期に細分する。
→関連項目地質系統地質時代

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最新 地学事典 「地質年代」の解説

ちしつねんだい
地質年代

geologic time

地質学の対象となる地球の歴史を地層や岩体の記録を基に区分した年代。年代単元は階層的に高位から代・紀・世・期に分類される。標準的な地質年代としては,先カンブリア時代,古生代(カンブリア紀・オルドビス紀・シルル紀・デボン紀・石炭紀・ペルム紀),中生代(三畳紀・ジュラ紀・白亜紀),新生代(古第三紀:暁新世・始新世・漸新世,新第三紀:中新世・鮮新世,第四紀:更新世・完新世)。

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「地質年代」の解説

地質年代(ちしつねんだい)

地質の歴史,すなわち地史(geological history)を明らかにする基準。地質年代は水成岩の累層により新旧を知るほか,そこに含まれる標準化石の進化的事実,地層中に含まれた放射能物質の崩壊速度などの算定によって研究される。始生代,原生代(5億~4億年以前),古生代(2億年以前),中生代(6000万年以前),新生代に大別され,新生代は第三紀第四紀に分けられる。さらに第四紀は更新世(こうしんせい)完新世に分けられる。

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旺文社世界史事典 三訂版 「地質年代」の解説

地質年代
ちしつねんだい

地球の誕生以来,岩石や地層に残っている記録によって推測される範囲の時代
生物の進化史にもとづいて時代区分が行われる。古いほうから順に先カンブリア代・古生代・中生代・新生代に分けられ,各代は紀,世に細分される。

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