コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ディラックの空孔理論 ディラックノクウコウリロン

2件 の用語解説(ディラックの空孔理論の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

ディラック‐の‐くうこうりろん【ディラックの空孔理論】

ディラックの方程式で、電子運動エネルギーが負になる解から導かれた理論。負のエネルギー状態は電子に占められて真空をつくっているが、真空から一つの電子が正のエネルギーに励起されると、電子のもとの位置に孔(あな)があき、その孔は電子の反粒子陽電子)のような動きをするというもの。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

ディラックのくうこうりろん【ディラックの空孔理論】

ディラック方程式が与える負エネルギー解に対する物理的解釈。電子がすべての負エネルギー状態を占めている状態を真空とし、ある電子が正エネルギー状態に移ってできた空孔が正のエネルギー、つまり正電荷をもつ陽電子として観測されるというもの。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

ディラックの空孔理論の関連キーワード空孔理論ディラック方程式ラグランジュの運動方程式流体の運動方程式ディラックの方程式ディラック粒子運動エネルギーの原理クラインのパラドックストマス‐フェルミ‐ディラックの方程式粘性流体の運動方程式

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone