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ディラックの空孔理論 ディラックノクウコウリロン

デジタル大辞泉の解説

ディラック‐の‐くうこうりろん【ディラックの空孔理論】

ディラックの方程式で、電子運動エネルギーが負になる解から導かれた理論。負のエネルギー状態は電子に占められて真空をつくっているが、真空から一つの電子が正のエネルギーに励起されると、電子のもとの位置に(あな)があき、その孔は電子の反粒子陽電子)のような動きをするというもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ディラックのくうこうりろん【ディラックの空孔理論】

ディラック方程式が与える負エネルギー解に対する物理的解釈。電子がすべての負エネルギー状態を占めている状態を真空とし、ある電子が正エネルギー状態に移ってできた空孔が正のエネルギー、つまり正電荷をもつ陽電子として観測されるというもの。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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