情報の変化を時間的にとびとびの時点での値を表す符号列とした信号をいう。これに対して、情報の変化が時間的に連続している信号をアナログ信号という。デジタル信号の基本となる符号は通常「0、1」の2進数であるが、物理的な電気信号としては電流の有無や電圧のプラス・マイナスもしくは正弦波(交流信号)の位相角0度・180度などに対応させている。アナログ信号の場合は、伝送による減衰やひずみあるいは雑音の混入がそのまま再生信号に影響を与えるため、伝送後の信号は劣化しやすいが、デジタル信号の場合は、符号が情報なので、伝送による減衰やひずみがあっても、符号「0、1」のいずれかであることが識別できれば伝送による信号の劣化は生じない。
[坪井 了・三木哲也]
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