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デフリンピック でふりんぴっく Deaflympics

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知恵蔵2015の解説

デフリンピック

国際ろう者スポーツ委員会(CISS:Comit(e) International des Sports des Sourds〈仏〉)が主催する聴覚障害者のための国際スポーツ大会。夏季大会と冬季大会がある。1924年8月に第1回大会がパリで開催された、最も古い障害者スポーツの国際大会。夏季大会では陸上、水泳、オリエンテーリングバレーバスケットなど20競技を行い、冬季大会ではスキー(アルペンノルディック)、スノーボードアイスホッケーを行う。2005年1月、メルボルン(豪)で、第20回夏季大会が開催された。日本からは選手102人、役員33人が参加、バドミントンや水泳などで金3個、銀7個、銅1個のメダルを獲得。次回冬季大会は07年にソルトレークシティー(米)で、夏季大会は09年に台北(台湾)で開催される予定。

(藤田紀昭 日本福祉大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

デフリンピック

聴覚障害を意味する「デフ」とオリンピックを合わせた造語。パラリンピックに参加していない聴覚障害者のための国際競技大会で、2001年ローマ大会から現名称となった。大会は4年に1度開かれ、夏季大会は1924年から、冬季は49年から始まった。今回のロシア大会はカーリングやスキー、アイスホッケーを実施し、約30カ国・地域から約350選手を含む約700人が参加する予定。日本選手団は22選手を含む計48人。

(2015-03-28 朝日新聞 朝刊 青森全県・1地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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デジタル大辞泉の解説

デフリンピック(Deaflympics)

聴覚障害者による国際的なスポーツ大会。ICSD(国際ろう者スポーツ委員会)が主催し、4年に一度行われる。夏季大会は1924年フランスで、冬季大会は1949年オーストリアで第一回が開催された。
[補説]deaf(聴覚障害)とOlympicsとの合成語。身体障害者のスポーツ大会であるパラリンピックは、参加資格に聴覚障害を含まない。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

デフリンピック
でふりんぴっく
Deaflympics

国際ろう者スポーツ委員会(ICSD:International Committee of Sports for the Deaf)が開催する聾(ろう)者のための国際的な総合スポーツ大会。大会の運営も聾者が行い、役員や参加者は国際手話によってコミュニケーションをとる。夏季大会と冬季大会があり、2年ごとに交互に開催される。第1回夏季大会は1924年にパリで開催され、ベルギー、フランス、イギリス、オランダ、ポーランド、ハンガリー、イタリア、ラトビア、ルーマニアの9か国から145人の選手が参加した。この大会は世界初の国際的な障害者スポーツ大会である。第1回冬季大会は1949年オーストリアのゼーフェルトで行われた。日本は1965年の夏季大会(ワシントン)に初めて参加した。冬季大会には1967年のベルヒテスガーデン(西ドイツ)から参加している。
 2015年時点で夏季大会で実施されている競技は陸上競技、バドミントン、バスケットボール、ビーチバレーボール、ボウリング、自転車、サッカー、ハンドボール、柔道、空手、オリエンテーリング、射撃、水泳、卓球、テコンドー、テニス、バレーボール、レスリング(フリースタイル・グレコローマンスタイル)、マウンテンバイク。冬季大会で実施されている競技はアルペンスキー、クロスカントリースキー、スノーボード、カーリング、アイスホッケーである。
 裸耳状態の聴力検査で、聴力の損失が55デシベル以上であり、各国の聾スポーツ協会に登録されていることが参加の条件となる。
 デフリンピックを主催するICSDは、1924年8月にパリで開催された聾者のスポーツリーダー会議において創立された。初代会長は自身聴覚障害者で自転車の選手でもあったフランスのE・ルーベンス・アルケEugne Rubens-Alcais(1884―1963)である。ICSDは聾者のスポーツを代表する国際組織で「Per Ludos Aequalitas(スポーツを通じての平等)」をモットーとし、夏季および冬季デフリンピックの開催等を通じて聾者のスポーツ参加機会の拡充と促進、より高いレベルの優れた競技者の育成を目的としている。2015年時点の加盟国は104。デフリンピックという名称は2001年から国際オリンピック委員会(IOC)の認可を得て使用するようになった。それまではInternational Silent Games やInternational Games for the Deafなどとよばれていた。[藤田紀昭]
『中村敏雄他編『21世紀スポーツ大事典』(2015・大修館書店)』

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