デ・ホーホ(読み)デホーホ

百科事典マイペディア 「デ・ホーホ」の意味・わかりやすい解説

デ・ホーホ

オランダ画家。ロッテルダム生れ。フェルメールとともにオランダ室内画を代表する画家。穏やかな色調と柔らかい光の描写によって静謐(せいひつ)で明るい室内や中庭情景を活写した。ハーグアムステルダムでも活躍したが,《デルフトの中庭》(1658年,ロンドン,ナショナル・ギャラリー蔵)など主要作の多くはデルフト時代(1655年―1661年ころ)に描かれている。
→関連項目テルボルフメツー

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