コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

トゲアワフキ トゲアワフキ Machaerotidae

2件 の用語解説(トゲアワフキの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

トゲアワフキ
トゲアワフキ
Machaerotidae

半翅目同翅亜目トゲアワフキ科に属する昆虫の総称。アワフキムシに近いが,一般に小型。体長 (翅端まで) 8mm内外。小楯板 (しょうじゅんばん) は著しく大きく,前胸背と等長またはより長く後方に向って狭くなるか,後部が盛上がって後方へ伸長し顕著な刺状突起となる。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

トゲアワフキ
とげあわふき / 棘泡吹虫

昆虫綱半翅(はんし)目同翅亜目トゲアワフキムシ科Machaerotidaeに属する昆虫の総称。アワフキムシ科Aphrophoridaeに近縁であるが、普通小形で、体長4~9ミリ。小楯板(しょうじゅんばん)(中胸)は前胸背と等長、またはそれより長い。そして後方はだんだんと狭くなるか、または上方に湾曲した長い棘(きょく)状の突出物となり、腹端より後方まで伸びる。後脛節(けいせつ)は円柱状で、2本の短い棘(とげ)がある。幼虫は樹木の枝や葉裏に石灰質の巣をつくり、その中を細かな泡で充満し、植物体に接するところの小さな穴から吸汁する。巣の形はいろいろで、円筒状から巻き貝状のものまである。東南アジアを中心に約200種が知られている。
 日本からは、サクラの枝に巻き貝状の巣をつくるムネアカアワフキHindoroides bipunctata、シナノキやヘラノキなどに筒状の巣をつくるタケウチトゲアワフキMachaerota takeuchiiのほか数種が知られている。いずれの種も終齢幼虫で越冬し、成虫は5、6月に出現する。[林 正美]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

トゲアワフキの関連キーワード半翅類テングスケバ同翅類泡吹虫ハエ(蠅)アワフキムシ(泡吹虫)コウモリガ(蝙蝠蛾)ツノゼミ(角蟬)トゲアワフキ(棘泡吹)タケウチトゲアワフキ

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone