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トロフォニオス Trophonios

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

トロフォニオス
Trophonios

ギリシア神話の英雄。アポロンとエピカステの子で,デメーテルに乳を与えられて育てられ,すぐれた建築家となり,エピカステと結婚し,彼の義父となったアガメデスと一緒に多くの有名な建物を造った。ボイオチアのレバデイアで大地に飲まれたといわれ,そこに名高い地下の神託所を所有して祭祀されていた。

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百科事典マイペディアの解説

トロフォニオス

ギリシア伝説で,ボイオティアのレバデイアに神託所をもつ人物。兄アガメデスとともに建築家として知られ,デルフォイのアポロン神殿,マンティネイアのポセイドン神殿などを建てたという。

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世界大百科事典 第2版の解説

トロフォニオス【Trophōnios】

ギリシア伝説で,ボイオティア地方のレバデイアの神託所の主。オルコメノス王エルギノスErginosの子。兄のアガメデスAgamēdēsとともに建築家として知られ,デルフォイのアポロン神殿,マンティネイアのポセイドン神殿などを建てた。その後,エウボイア島対岸の町ヒュリアの王ヒュリエウスHyrieusの宝蔵を造ったとき,二人は土台石のひとつに細工をしておき,あとでたびたび忍び入って宝物を盗み出した。このため王は工匠ダイダロスの勧めでわなをかけると,アガメデスがこれにかかり,トロフォニオスは身元が知れないように兄の首を切り取って逃げたが,レバデイアまで来たとき,大地が開いて彼をのみこんだという。

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