コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

トービン税 トービンぜい Tobin Tax

2件 の用語解説(トービン税の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

トービン税
トービンぜい
Tobin Tax

投機的な国際資本移動を抑制するため,短期的な為替取引に低率で課税する通貨取引課税。アメリカ合衆国ケインズ派経済学者でノーベル経済学賞受賞者のジェームズトービンが提唱した。グローバル化の進展に伴い,金利差を求めて各国通貨が短期的に売買される外国為替投機が盛んになり,1990年代にはヘッジファンドによる投機を引き金に,深刻な経済危機が各国に広がった。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

トービン‐ぜい【トービン税】

外国為替取引に低率の税金を課すことで、投機を目的とした高頻度の取引の抑制を図る税制度。米国の経済学者ジェームズ=トービンが1972年に提案した。一部の国だけが導入した場合、外為取引が単に他国へと流れる結果になるため、導入に際しては国際的協調が求められることもあり、実現には至っていない。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

トービン税の関連キーワード国際資本移動資本移動金利裁定短期資本移動規制投機的国際資本移動論短期資本移動長期資本移動投機的資本移動抑える (back up)

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone

トービン税の関連情報