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ドミニカ移民訴訟 どみにかいみんそしょう

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知恵蔵2015の解説

ドミニカ移民訴訟

1950年代に日本政府の募集に応じてカリブ海ドミニカ共和国に渡った日本人の移住者や家族が、2000年7月、国を相手取って総額約25億円の損害賠償を求めて東京地裁に起こした訴訟。政府は当時、ドミニカ共和国を「カリブ海の楽園」と称し、移住すれば開墾済みの土地を無償で譲ると宣伝した。1956年から59年までに249家族1319人が移住したが、耕作不能の土地だったため多くの人々が生活に行き詰まり、帰国もできない状況に陥った。06年6月の判決では、時効を理由に請求が棄却された。7月、政府は移住者へ「特別一時金」を支払い、小泉首相の謝罪談話を発表し、原告側も受け入れて控訴を取り下げた。

(伊藤千尋 朝日新聞記者 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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