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ネット証券 ネットショウケン

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ネット証券
ねっとしょうけん

インターネットを通じ、オンライン株式取引の場を提供する証券会社。インターネット証券会社の略称である。オンライン証券ともいう。投資家はパソコンや携帯電話・携帯端末でネット証券のウェブ画面をみながら自分で投資判断し、注文を出すことができる。株式売買委託手数料の自由化やインターネットの普及を受け、アメリカで1995年に初めてネット証券取引が始まり、日本でも1996年(平成8)に大和証券がオンライン取引を開始した。1999年には日本でも株式売買委託手数料が完全自由化され、電機・通信など異業種からの参入でネット証券の開業が相次いだ。ネット証券のうちSBI証券、岡三(おかさん)オンライン証券、カブドットコム証券、GMOクリック証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券の7社を主要ネット証券とよぶことがある。また通常、ネット証券という場合、店舗や営業員をもたないネット専業証券だけでなく、大手・中堅証券会社が提供するオンライン取引をも含める場合が多い。
 投資家は口座開設から、口座番号やパスワードの入手、証券関連情報の収集、投資判断、売買注文、決済までのすべてを、ネットを通じて行うことができる。24時間取引が可能であり、口座開設も従来の証券会社より簡単である。また、ネット証券にとっては、従来の証券会社のような営業員や店舗が必要なく、従来の対面型販売に比べると大幅に間接経費を圧縮できるため、手数料を低く設定できるという利点がある。日本証券業協会の「インターネット取引に関する調査結果」(2013年3月末)によると、2012年10月から2013年3月までの6か月間において、協会員となっている証券会社の全取引のうち、インターネット取引の占める割合は31.7%であった。2012年4月から9月までの22.4%を大きく上回っている。[編集部]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

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