コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ノイジードル湖(読み)ノイジードルこ(英語表記)Neusiedlersee

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ノイジードル湖
ノイジードルこ
Neusiedlersee

オーストリア東部ブルゲンラント州にある湖。南端部はハンガリー領で,ハンガリー語でフェルテー Fertöと呼ばれる。面積は約 350km2とされるが,アシ (葦) の茂る部分が多く,それを除くと 152km2,うちオーストリア領は 132km2。湖面の標高は 115m。最大水深は 2m以下と浅く,しかも水位の変動が大きいため,水がほとんどなくなったことが 18世紀以来4回もある。自然の流出河川はなく,ハンガリー側でドナウ川の支流と運河で結ばれている。湖水はわずかに塩分を含む。水鳥が多く,自然保護地区となっており,ウィーン市民の行楽地でもある。またその豊かな自然とともに,複数の国の境に位置する地理的事情から,古来異文化との交差点としての場を提供してきた。湖岸のおもな町はノイジードルアムゼーとポーデルスドルフ。湖岸一帯は良質のワインの産地。 2001年世界遺産の文化遺産に登録。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

RE100

2014年に国際環境NGO「The Climate Group」が開始した国際的な企業連合。業務に使用する電力の100%を再生可能エネルギーに転換することを目的としている。認定を受けるためには、「企業...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android