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ハブカズラ Tonga climber

世界大百科事典 第2版の解説

ハブカズラ【Tonga climber】

よじのぼるサトイモ科のつる性多年草。観賞用に温室に栽植される。茎はつる性で,付着根で他物によじのぼり,また気根を出す。対生する葉は若い時期には円心形単葉であるが,老熟した部分につくものは長円形となり,長さ約50cm,羽状に深裂する。葉腋(ようえき)より長さ10cmほどの花茎と,緑白色の仏焰苞(ぶつえんほう)につつまれた円柱形の肉穂花序を出す。肉穂花序も緑色,円柱形で,長さ10cmあまり,6枚の花被片を有する両性花をぎっしりと密集させる。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ハブカズラ
はぶかずら
[学]Epipremnum mirabile Schott

サトイモ科の熱帯性つる植物。東南アジア、南太平洋諸島、西表(いりおもて)島などに自生し、薄暗い密林の中で、樹木の幹に気根ではい登って生育している。茎は径3センチメートルのつる状で、長さ5メートルにも育つ。葉は互生し、鮮緑色、楕円(だえん)形で、長さは30センチメートル以上。羽状に深裂するが、若葉は裂け方が少ない。全体が、同じくサトイモ科のモンステラやフィロデンドロンとよく似ている。花はトウモロコシに似た肉穂花序である。黄色の斑(ふ)が入る変種が観葉植物としてよく利用される。[植村猶行]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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