ハマウツボ科(読み)ハマウツボか(英語表記)Orobanchaceae

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ハマウツボ科
ハマウツボか
Orobanchaceae

双子葉植物ハナシノブ目の1科で世界中に約 15属 180種あり,その多くは北半球の温帯に分布する。すべて寄生植物で葉緑素を欠き,種子は宿主の根に触れたときだけ発芽する。花は左右相称合弁花を穂状につける。日本にはハマウツボOrobancheのほかにナンバンギセル属 Aeginetia,キヨスミウツボ属 Phacellanthus,オニク属 Boschniakia,ヤマウツボ属 Lathraeaの各属がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ハマウツボ科
はまうつぼか
[学]Orobanchaceae

双子葉植物、合弁花類。他の草や木の根に寄生する草本で、葉緑素はない。茎は太く、鱗片(りんぺん)葉を互生する。花は茎の頂に1個から数個、または総状に多数つき、両性で左右相称。花冠は五裂し、やや唇形をなす。雄しべは4本で、そのうち2本は長い。子房は上位、1室で2~6個の側膜胎座があり、多数の胚珠(はいしゅ)をつける。果実は(さくか)で二裂し、萼(がく)に包まれ、多数の微細な種子がある。おもに北半球の温帯から亜熱帯を中心に13属約150種あり、日本にはナンバンギセル属、ハマウツボ属、オニク属、キヨスミウツボ属の4属6種が分布する。[高橋秀男]

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