ハマネナシカズラ(読み)はまねなしかずら

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ハマネナシカズラ
はまねなしかずら / 浜根無葛
[学]Cuscuta chinensis Lam.

ヒルガオ科の一年生つる草。ハマゴウに寄生することが多い。8~10月、小さな淡黄白色花を密集して開く。花冠は壺(つぼ)形で五裂し、裂片の基部付近はくびれる。萼(がく)は背面に稜(りょう)がある。海岸に生え、本州から沖縄、および中国、東南アジア、オーストラリア、アフリカに広く分布する。[高橋秀男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のハマネナシカズラの言及

【ネナシカズラ】より

…日本全域および東アジアの温帯に広く分布する。この種や,ごく近縁で中国に分布するハマネナシカズラC.chinensis Lam.の全草は菟糸(とし),また種子は菟糸子と呼ばれ,強精,解熱,解毒などに用いられる。 またマメダオシC.australis R.Br.はハマネナシカズラに似た細いつる状の寄生植物で,マメ科植物に多く寄生するのでこの名がある。…

※「ハマネナシカズラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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