コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

バビンスキー現象 Babinski's phenomenon

2件 の用語解説(バビンスキー現象の意味・用語解説を検索)

法則の辞典の解説

バビンスキー現象【Babinski's phenomenon】

蹠(あしのうら)部を刺激したとき,正常ならば全趾が低屈するが,その足拇趾やほかの全趾が背屈する現象.

出典|朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

バビンスキー現象
ばびんすきーげんしょう

フランスの医師バビンスキーJ. F. F. Babinski(1857―1932)が発見した、もっとも鋭敏な病的反射の一つであり、バビンスキー反射ともよばれている。大脳の皮質に発する運動の意志を迅速に全身の筋肉に伝える重要な機能を有する錐体(すいたい)路(皮質脊髄(せきずい)路)に障害があるときに認められるもので、臨床的に広く用いられている検査所見である。具体的には、足の底の外側を、打診に用いられる槌(つち)の柄でひっかいて刺激を与えるわけであるが、錐体路障害のときには、正常の場合とは異なり、足の親指が足の背中のほうに屈曲する現象がみられる。ときには、他の指が親指とは反対に、足の底側に屈曲して扇状に開くこともある。脳卒中、脳腫瘍(しゅよう)、脊髄炎、脊髄腫瘍などの場合にみられることで有名である。しかし、生後3、4か月までの乳児ではこの現象は生理的に認められるので、注意を要する。[渡辺 裕]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

バビンスキー現象の関連キーワード足占人工肛門アロマセラピー詩魔打鍼猥褻足裏アシノーズ組織西浦村シェリントン現象

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone