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バラシンガジカ barasingha

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世界大百科事典 第2版の解説

バラシンガジカ【barasingha】

別名インドヌマジカヌマジカ。偶蹄目シカ科の哺乳類インドの沼沢地,あるいは水辺近くの森林にすむ大型のシカ。大きな集団をつくって水に入るのを好み,かつてはしばしば数百~数千の個体が沼に身を潜めて集まっている姿が見られたが,現在はみごとな角を得るための狩猟の結果著しく個体数が減っている。夏毛は赤褐色の地に白い斑点があり,冬毛は一様な黄褐色。体長180cm,肩高115cm前後,尾長12~20cm,体重230~283kg。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

バラシンガジカ
ばらしんがじか
barasingha
[学]Cervus duvauceli

哺乳(ほにゅう)綱偶蹄(ぐうてい)目シカ科の動物。インドヌマジカともいう。インド中央部・北東部、ネパール南部の沼地や水辺にすむ大形のシカで、体長180センチメートル、体高115~135センチメートル、体重170~283キログラムに達する。群集性があり、数十頭の群れをなす。群れには雄群、雌群、1歳の雌雄群などがみられる。発情期は地域により春や秋など異なるが、その時期になると雄は争い、強い雄は30頭ほどの雌をもつ。毛色は、夏毛は赤褐色で白斑(はくはん)があるが、冬毛は一様な褐色から黄褐色となる。雄には長さ75センチメートルほどの12枝の角(つの)がある。妊娠期間250日。1産1子で、子には白斑がある。寿命21~23年。[増井光子]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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