バリアント(その他表記)variant

翻訳|variant

デジタル大辞泉 「バリアント」の意味・読み・例文・類語

バリアント(variant)

変型変種
本文異同。また、異同のある本文。異文。「写本バリアント
同一種の生物集団の中に見られる遺伝子型の違い。同一種であっても個体によってさまざまな遺伝的変異が存在し、その変異の総体をバリアント(多様体)とよぶ。遺伝子バリアント。遺伝的バリアント。遺伝子多様体。遺伝的多様体。

バリアント(valiant)

勇敢な人。勇敢であること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「バリアント」の意味・読み・例文・類語

バリアント

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] variant )
  2. 著作物などで、本文の異同。異文。
    1. [初出の実例]「ノオトもなければヴァリアントもなく、修整の跡もとどめぬ彼の原譜は」(出典:モオツァルト(1946)〈小林秀雄〉三)
  3. 言語学で、ある語と少しだけ形の異なる語形。異形(いけい)

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栄養・生化学辞典 「バリアント」の解説

バリアント

 もとの細胞と異なる性質を示す細胞集団.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のバリアントの言及

【模写】より

…ルネサンス期以降でも,評判の高い優れた作品が原作者自身によって同寸法,同構図で模写され署名が入れられる場合が多い。この模写が若干以上の変奏を伴い,新しい着想などを示す場合もあり,この場合には,むしろバリアントvarianteと呼ぶ。また,異なった寸法,とくに縮小模写が,作家自身あるいはその指導下に工房で行われる場合もある。…

※「バリアント」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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