パパハナウモクアケア

世界遺産詳解の解説

パパハナウモクアケア

2010年に登録された世界遺産(複合遺産)。アメリカのハワイ諸島の北西約250kmに分布する北西ハワイ諸島とその周辺海域に展開する、全長約1900kmにもおよぶ世界最大級の海洋保護区の一つ。面積は36万km2。多種多様な動植物の生息地で、1400万羽を超える海鳥と絶滅危惧種のハワイモンクアザラシの生息地であるほか、アオウミガメの産卵地としても知られる。パパハナウモクアケアとは、母なる神パパハナウモクと父なる神ワケアを組み合わせたハワイ語の造語。分布する島々のうち、重要な考古学遺跡や多くの歴史的価値のある遺構があるニホア島とモクマナマナ島は、自然との融合を基調とするハワイ先住民にとって、魂の拠りどころとされる聖地でもある。◇英名はPapahānaumokuākea

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

デジタル大辞泉の解説

パパハナウモクアケア(Papahanaumokuakea)

《ハワイ語で「母なる神」と「父なる神」を組み合わせた造語》米国領の北西ハワイ諸島の島々と、その周辺海域のこと。クロアシアホウドリコアホウドリをはじめとする海鳥の大繁殖地が点在するほか、ハワイモンクアザラシの生息地やアオウミガメの産卵地があり、国立自然保護区に指定されている。また、ニホア島ネッカー島には古代ポリネシア人の遺跡があり、ハワイ人の聖地とされる。2010年、世界遺産(複合遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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