パパントラ(その他表記)Papantla

デジタル大辞泉 「パパントラ」の意味・読み・例文・類語

パパントラ(Papantla)

メキシコベラクルス州都市世界遺産文化遺産)に登録されたエル‐タヒン遺跡の観光拠点として知られる。現在もトトナカ族文化習慣が残されている。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パパントラ」の意味・わかりやすい解説

パパントラ
Papantla

正式名称はパパントラデオラルテ Papantla de Olarte。メキシコ中部,ベラクルス州中北部の都市。メキシコ市の東北東約 230km,メキシコ湾岸の海岸平野中の丘陵地帯にあり,標高約 300m。周辺の農業地帯はメキシコ最大のバニラ産地として知られ,ほかにトウモロコシ,豆類,タバコ果樹などが栽培され,市はその集散地として発展。住民の大半インディオで,古来の習俗を保っている。西郊にはトルテカ族聖地であったエルタヒンの遺跡がある。人口 15万 8160 (1990推計) 。

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世界大百科事典(旧版)内のパパントラの言及

【トトナコ】より

…南部を除き,その後トトナコの居住地域はほとんど変化していない。低地のパパントラの町は,ボラドールと呼ばれる宗教儀礼で名高い。【落合 一泰】。…

※「パパントラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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