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パラモリブデン酸塩 パラモリブデンさんえん paramolybdate

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世界大百科事典 第2版の解説

パラモリブデンさんえん【パラモリブデン酸塩 paramolybdate】

モリブデン酸塩の一つ。七モリブデン酸塩heptamolybdate MI6[Mo7O24]・nH2O(7MoO3・3MI2O・nH2O)の通称。ポリモリブデン酸塩のうち最も得られやすく,分析試薬などで通常モリブデン酸塩と呼ばれるのはこれであることが多い。八面体形のMoO6の稜を共有した七核錯体のイソポリ酸イオン[Mo7O24]6-が存在する(図)。一般に酸化モリブデン(VI) MoO3水溶液に,水酸化アルカリを加えて熱すると得られる無色の結晶で,水に可溶。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

パラモリブデン酸塩
ぱらもりぶでんさんえん
paramolybdate

モリブデン酸(6-)イオンMo7O246-の塩の慣用名で、このイオンは正八面体型6配位構造のMoO6単位が頂点の酸素原子を共有しながら7個縮合した構造をもつ。遊離酸は単離されていないが、酸化モリブデン()をアンモニア水あるいはアルカリ水溶液に溶解して加熱するとアンモニウム塩、アルカリ塩の結晶を得る。
 同族元素のタングステンにおいては、パラタングステン酸塩はWO6八面体単位12個が縮合した構造となる。[岩本振武]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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