コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ヒダントイン ヒダントインhydantoin

3件 の用語解説(ヒダントインの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ヒダントイン
ヒダントイン
hydantoin

α-アミノ酸シアン酸を作用させるか,尿素の濃厚溶液と長時間加熱したとき生じるヒダントイン酸を塩酸または硫酸と熱すると得られる化合物の総称。グリシンから得られるヒダントイン ( R=H ) をアルデヒドと縮合させたあと,還元,加水分解するとα-アミノ酸が合成される。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ヒダントイン【hydantoin】

グリコール酸CH2(OH)COOHの環式ウレイドに相当し,グリコリル尿素,2,5‐ジケトイミダゾリジンなどともいう。天然には糖みつの中に含まれる。グリシンH2NCH2COOHか,アミノアセトニトリルH2NCH2CNをシアン酸カリウムKOCNと反応させてつくる。無色無臭の針状結晶。融点220~221℃で,水に溶けにくい。水酸化バリウム水溶液と加熱すれば開環してヒダントイン酸となる。一般にアミノ酸とイソシアン酸フェニルを反応させ,さらに酸で処理すると得られるフェニルヒダントインは結晶性がよく,アミノ酸の確認に用いられる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

百条委員会

地方自治体が議決により設置する特別委員会の一つ。名称は「地方自治法第100条」に基づく。百条委員会は、地方公共団体の事務に関する調査を行い、関係者への聞き取りや記録の提出を請求、拒否した者には罰則が科...

続きを読む

コトバンク for iPhone