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ヒドロナリウム ヒドロナリウム hydronalium

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ヒドロナリウム
ヒドロナリウム
hydronalium

代表的な耐食アルミニウム合金の一種。組成はマグネシウム Mg3.5%,クロム Cr0.25%,ほかに鉛,マンガン Mn,ケイ素 Si,鉄,チタンなどを少量含むものが基準で,軟質のものは展伸性がよく,板,棒,管として用いられる。

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世界大百科事典 第2版の解説

ヒドロナリウム【Hydronalium】

アルミニウム‐マグネシウム系のアルミニウム合金。元来,マグネシウムの添加によってアルミニウムの耐海水性を改善する目的で発達した合金である。現在では鋳造用耐食アルミニウム合金の代表的なものとして用いられる。マグネシウム約4%のものは舶用部品,約10%のものはカメラフレームなどの用途がある。【大久保 忠恒】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヒドロナリウム
ひどろなりうむ
hydronalium

マグネシウムを1.5~10%含む耐海水用アルミニウム合金の総称。マグネシウム5%以下は加工材として、マグネシウム5~10%合金は鋳物として用いられる。高純度アルミニウムにマグネシウムを加えた合金は、海水中の腐食抵抗が大きいので耐海水用合金として開発されたが、一般の耐食性にも優れており、また陽極表面処理も容易なので、建築、装飾、車両、船舶部品などに広く使用されている。現在は各国のアルミニウム‐マグネシウム系合金の規格名でよばれており、通常この名前が用いられることはない。[及川 洪]

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世界大百科事典内のヒドロナリウムの言及

【アルミニウム合金】より

…(e)Al‐Cu‐Ni‐Mg系合金(AC5A)は,Cu3.5~4.5%,Mg1.2~1.8%,さらにNi1.7~2.3%を加え,耐熱性をもたせたもので,Y合金とも呼ばれ,空冷シリンダーヘッドやディーゼルエンジンのピストンなど,とくに耐熱性を要する用途に使用される。(f)Al‐Mg系合金(AC7A,AC7B)は,耐食性のよいのが特徴であり,ヒドロナリウムHydronaliumとも呼ばれる。代表的な耐食アルミニウム合金であり,用途は広い。…

【アルミニウム合金】より

…(e)Al‐Cu‐Ni‐Mg系合金(AC5A)は,Cu3.5~4.5%,Mg1.2~1.8%,さらにNi1.7~2.3%を加え,耐熱性をもたせたもので,Y合金とも呼ばれ,空冷シリンダーヘッドやディーゼルエンジンのピストンなど,とくに耐熱性を要する用途に使用される。(f)Al‐Mg系合金(AC7A,AC7B)は,耐食性のよいのが特徴であり,ヒドロナリウムHydronaliumとも呼ばれる。代表的な耐食アルミニウム合金であり,用途は広い。…

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