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ビアリク Bialik, Hayyim Nahman

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ビアリク
Bialik, Hayyim Nahman

[生]1873.1.9. ウクライナ,ラデイ
[没]1934.7.4. ウィーン
ロシア生れのユダヤ詩人。 1891年ユダヤ文化の中心地の一つオデッサにおもむき,「民族詩人」として詩作した。 1921年ソ連を出て,ドイツに行き,24年パレスチナに移住。代表作『孤児の時代』 Yatmut (1934) ,『タルムード学生』 Ha-Matmid。

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世界大百科事典 第2版の解説

ビアリク【Ḥayyim Nahman Bialik】

1873‐1934
ユダヤ民族的な現代ヘブライ語文学の巨匠。ウクライナ北部に生まれ,オデッサ,ドイツ,テルアビブに居住,ウィーンで病死。キシニョフ(現,モルドバ共和国領)のポグロムを題材とした詩《殺戮の町で》(1903)や,代表詩集《荒野の死者》《火の巻物》等のほか,《ウィルヘルム・テル》《ドン・キホーテ》のヘブライ語訳,ユダヤ古典の現代語化,出版社創設等,イスラエル文化復興の多彩な中心的存在となった。【山下 肇】

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世界大百科事典内のビアリクの言及

【イディッシュ文学】より

…イディッシュ文学の表現手段であるイディッシュ語は,ユダヤ人(いわゆるアシュケナジム)が今日まで約1000年にわたって話してきた口語である。そしてユダヤ社会ではヘブライ語と並び重要な媒体として民謡,民話,非公式の祈禱に用いられ,16世紀に一応の完成に達した言語である。19世紀,ユダヤ社会内に近代ドイツ語への転換を図る啓蒙運動が起こったが,東欧ユダヤ人の間ではその反動としてイディッシュ語の洗練化運動が旺盛になり,ユダヤ人の大量東方移動もあって,イディッシュの機能範囲は東欧で大幅に広がった。…

※「ビアリク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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