ギリシア古典を尊重するあまり,人文的文化は独創的なものは少なかった。初期は異教的なものとキリスト教的なものが併存し,中期には単性論やイコン破壊運動に刺激された神学の隆盛と英雄叙事詩『ディエニス・アクリタス』を生み,古代の異教的学識とキリスト教的理念を融合させた普遍的・百科全書的知識が展開した。ビザンツ帝国が衰退した後期でも博識な学芸の伝統は続き,静寂主義や教会合同をめぐって神学論争が活発で,最後にはキリスト教の束縛を脱したプリソンのような新プラトン派の思想家が出た。歴史叙述の伝統はプロコピオス,ミハイル・プセロス,アンナ・コムニニおよび帝国の最後を記述した歴史家たちに至るまで続いた。しかし自然科学の分野ではみるべき成果はなかった。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...