ビタミンB(読み)ビタミンビー

デジタル大辞泉 「ビタミンB」の意味・読み・例文・類語

ビタミン‐ビー【ビタミンB】

ビタミンB複合体

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ビタミンB」の意味・読み・例文・類語

ビタミン‐ビー【ビタミンB】

  1. 〘 名詞 〙 かつて神経炎成長不良に効くビタミンをさした語。のち、生理作用の異なる多く成分存在がわかり、ビタミンB複合体と呼ばれるようになった。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

化学辞典 第2版 「ビタミンB」の解説

ビタミンB
ビタミンビー
vitamin B

ビタミンBは研究初期より抗神経炎と成長促進の作用が認められていたが,その後研究が進むに従って多くの混合物であることが明らかにされ,B1(チアミン),B2(リボフラビン),ニコチン酸,B6(ピリドキシン),パントテン酸葉酸,B12(シアノコバラミン),ビオチンなどが単離,構造決定され,それらの生理作用も明らかにされた.これらのビタミンB群をビタミンB複合体という.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

世界大百科事典(旧版)内のビタミンBの言及

【ビタミン】より

栄養食品【松田 広】。。…

※「ビタミンB」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android